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2007-08-23

灰被れぬ人々

白い人気取る、貴女、駄美人。

慰めてほしいの?どうぞ、お眠り。

空の言葉なら幾らでも差し上げる。

遠慮しないでさあ、どうぞ。


黒い人気取る、貴方、愚公子。

崇めてほしいの?どうぞ、此方へ。

割れた舌先で何処までも誓い立てる。

お気に召すままさあ、どうぞ。


生々しく吐けば砕けてしまうんでしょう?

酸化したくらいが、きっと程好い後味。





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2007-08-15

残暑厳しき折

「何処まで行っても辿り着かないよ、

そんな付け焼刃なやり方じゃ」

そうは言っても、

線路も歪む夏の最中に、真直ぐでなんていられない。

私はいつもぐにゅぐにゅで。

何を訊かれてもむにゃむにゃで。

パウダービーズみたいにふにょふにょで。

そんなほわほわも心地好いけど。

誰かがまたこっちを睨んでるようで。

だからまたへらへら屁理屈をこねる。

「とりあえず、秋が来ればいいのよ」





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塵の矢

花火は10分と観ていられないのに、

空なら何時間でも観ていられる。

何処を流れるかわからない光を、

ぼんやり期待する仄明るい時間。

そんな毎日は、駄目かな。


願いを託すなんて大嫌いで。

月にも火星にも足跡はつけない。

流れ星は小さな塵で。

それが綺麗なのに。眺めるだけで充分なのに。

それだけじゃ、駄目かな。

此処にいてはいけないのかな。

小さな塵の矢に貫かれるまで眺め続ける、

そんな毎日では、駄目なのかな。





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