球体のある風景
何にもない所で 何かするでもなくて
そこに並ぶ風景を ただ視界に入れてる
何でもない場所で 何となく一人ぼっちで
初めての街並も 懐かしさ覚える
道に迷っている時は 「生きてる」 そう感じる
慣れすぎた道へ戻れば また埋もれていく
北も西もわからずに ただ前へ歩いていく
時が咎めることもない 乾いた自由だ
各駅停車の波に 揺り起こされて
窓に自分が映る 昨日の横顔が映る
自分を探す為だとか 立派な理由じゃなく
打ち寄せる心細さも 時には必要だ
愚かに見える回り道も 一つの歩き方
明日の居場所は見えなくても いつか辿り着く
道なき道も歩いていけば やがては海に出る
海を渡ればまたここへ 全ては繋がってる
歩く 孤独 共に 歩く
球体の見える場所まで
放つ 呼吸 何処に 届く
球体と廻る僕が
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